情熱の萌芽／Blossom of Passion

さまざまな花から集められた、色とりどりの花びら。異なる花たちの個性が、新しい花として融合する際に、ぶつかり合う情熱を表現しました。

そして、本来は目にすることのない細胞というミクロの要素を組み合わせ、想像もしていなかった、「何か」が生まれる予兆を描きました。身に着けているだけで、なんだかちょっと気分がウキウキするように、少し派手かもしれないけれど、カラフルに仕上げています。

新しい視点や感動を日常に。
自然の美しさや生命の尊さについて考えてもらえるように、そして、闘病者やご家族にエールが届くように。私のパッションを世界に放ちます。

作家プロフィール

jasmine

デザイン業を長年営むかたわら、デザインとは何か？の答えを探すために、京都芸術大学大学院へ進学。その後、社会の中における芸術の役割を学ぶために、東京藝術大学DOORへ。

2021年5月に乳がんと診断され、2024年1月まで治療が続き、現在は数ヶ月に一度の再発検査を受けている。

この2年半にわたる闘病生活の中で、経済面の悩み、生死に関する不安、痛みや副作用のつらさを経験した。誰にも相談できず、言葉にはできない痛みや想いを抱え、またシングルマザーであったことから当時8歳だった娘の世話や精神面のサポートに苦労した。

闘病経験から人生には限りがあることを実感し、できる限り残りの人生を楽しもうと、遊びごころを持って、愛のある芸術活動と研究を実践中。

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