萌し(きざし) -過去から繋がる現在地-
S100-023-01
- 受注生産
周りの大胆な色は「ママと私の好きな色」と娘が描きました。娘に守られるように広がる世界は、過去から今、娘を授かってから想像もしていなかった現在を描き、すべては必然のように「萌し」が重なり合ってできているように思い描きました。親子で一緒に手を動かしたこの作品は、私一人の闘病の記録ではなく、子どもとともに生きる現在地を映しています。人生では、誰もが決断と後悔を繰り返します。それでも、その経験や葛藤は、いつか誰かを励ます光になるかもしれない。この作品を手にした方が、自分の歩んできた道を少しでも肯定し、次の一歩を見つけられる未来を届けたいです。

作家プロフィール
ひらた ゆきこ
27歳のとき、肺がんを告知されました。まだ代だった私にとって、それは断崖絶壁に立たされたような出来事でした。「この先、自分の人生はどうなるのだろう」。先の見えない不安に押しつぶされ、すべてを終わらせてしまいたいと思うほど、深い絶望の中にいました。 翌年には再発が分かり、継続的な服薬治療が始まりました。治療を続けながら約年が経った時、妊娠が判明。周囲が私の身体を心配する中でも、「この子を産みたい」という自分の思いを選び、結婚・出産しました。 出産をきっかけに、それまで胸の内にしまってきた気持ちを、いつか子どもに伝えたいと思うようになりました。現在も治療とともに暮らしながら、がんサロンで人と語り合う場に関わり、ぬか漬けを通して自分の身体や食をいたわる生活を続けています。話すこと、食べること、誰かと過ごすこと。その一つひとつが、今の私にとって生きる力になっています。
この商品は受注生産です。ご購入後、一定の数量がまとまりましたら生産します。生産は約2ヶ月ほどかかり、タイミングによっては3ヶ月かかります。